■「こじ破り」=「三角割り」
対「こじ破り」性能は、通常の3ミリ一枚ガラスに対して30ミルの防犯ガラスで7.5倍、60ミルで8倍、90ミルで10.5倍にもなります。
ここでは、防犯ガラスの中でも中間膜(約0.8ミリ)が一番薄い30ミル防犯ガラスで実験を行いました。
【実験結果】
防犯ガラスの中では一番防犯性能の低い30ミルのものでも、「こじ破り」には効果があます。 |
【対3mmガラスの防犯ガラスの「こじ破り」防犯性能倍率】
(出典:セントラル硝子株式会社「ハイレンド カタログ」) |
下の表に各種防犯ガラスと「こじ破り」に対する性能レベルおよび弊社での価格をご案内いたします。
防犯ガラスの種類 |
性能ランク |
0.31u以下の
工事付き金額 |
1m×1m
工事付き金額 |
透明ガラス3ミリ+中間膜30ミル+透明ガラス3ミリ |
P2K |
¥9,300 |
¥30,000 |
透明ガラス3ミリ+中間膜30ミル+不透明ガラス3ミリ |
P2K |
¥9,300 |
¥30,000 |
透明ガラス2.5ミリ+中間膜60ミル+透明ガラス2.5ミリ |
P3K |
¥10,400 |
¥34,000 |
透明ガラス2ミリ+中間膜60ミル+不透明ガラス3ミリ |
P3K |
¥11,500 |
¥37,000 |
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■「打ち破り」
対「打ち破り」性能は、通常の3ミリ一枚ガラスに対して30ミルの防犯ガラスで17.5倍、60ミルで26倍、90ミルで83倍にもなります。
ここでは、より進入が難しいと思われる60ミルの防犯ガラスで実験を行いました。
【実験結果】
中間膜約1.5ミリの60ミル防犯ガラスでは、より「こじ破り」が難しく、「打ち破り」に対しても期待できます。
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【対3mmガラスの防犯ガラスの「打ち破り」防犯性能倍率】
(出典:セントラル硝子株式会社「ハイレンド カタログ」) |
下の表に各種防犯ガラスと「打ち破り」に対する性能レベルおよび弊社での価格をご案内いたします。
防犯ガラスの種類 |
性能ランク |
0.31u以下の
工事付き金額 |
1m×1m
工事付き金額 |
透明ガラス3ミリ+中間膜30ミル+透明ガラス3ミリ |
P2A |
¥9,300 |
¥30,000 |
透明ガラス3ミリ+中間膜30ミル+不透明ガラス3ミリ |
P2A |
¥9,300 |
¥30,000 |
透明ガラス2.5ミリ+中間膜60ミル+透明ガラス2.5ミリ |
P4A |
¥10,400 |
¥34,000 |
透明ガラス2ミリ+中間膜60ミル+不透明ガラス3ミリ |
P4A |
¥11,500 |
¥37,000 |
透明ガラス2.5ミリ+中間膜ポリカーボネート1.2ミリ+透明ガラス2.5ミリ |
P5A |
¥14,000 |
¥45,000 |
透明ガラス2.5ミリ+中間膜ポリカーボネート1.2ミリ+不透明ガラス2ミリ |
P5A |
¥14,000 |
¥45,000 |
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■「焼き破り」
基準を設ける動きもあるようですが、「焼き破り」に対しては防犯ガラスの基準がありませんので弊社内実験の結果を元に判断しました。耐熱強化ガラスを使った防犯ガラスにいたっては「焼き破り」不可能と判断しました。
耐熱強化ガラスを使った防犯ガラスは総厚みで12ミリ=ペアガラスと同じ厚みとなり、住宅用一般サッシにはアタッチメントで対応します。
耐火炎中間膜を使った防犯ガラス(セントラル硝子社 ”ハイレンドスーパー”)は網入りガラスと同じ厚みですのでサッシを問いません。
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耐熱強化ガラスでは「焼き破り」不可能と判断しました。 |
下の表に実験に使用したガラスと結果および弊社での価格をご案内いたします。
防犯ガラスの種類 |
実験結果 |
0.31u以下の
工事付き金額 |
1m×1m
工事付き金額 |
透明ガラス2.5ミリ+60ミル耐火炎膜+透明ガラス2.5ミリ |
時間が必要でした。激しい煙と悪臭がします。 |
¥23,900 |
¥77,000 |
透明ガラス4ミリ+中間膜60ミル+耐熱強化ガラス |
事実上不可能と判断しました。 |
¥33,000 |
¥105,000 |
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